
琉球の家譜は王府が圧倒的に関わって作成されたため、その内容は非常に信頼性が高く、歴史資料としても使用されているのです。
家譜にはいったいどのようなことが書かれているのか、祖先の記憶を読み解きます。
担当ディレクターの眞道です。
士族層のみにつくることが許された「家譜」。
身分制の時代の賜物である「家譜」。
ある家にしか無い(当たり前ですが)、
そういうものを番組で取り上げるのはどうなのか。
と思わないわけではありませんでした。
しかし、それが琉球の歴史をひも解く上で非常に重要な資料になっている。という事実を知った時、
やはり「家譜」というものを紹介したいと思いました。
もしかしたらテレビを見て、
「自分の家にも家譜がある!」
という方がいらっしゃるかもしれない。
という期待も大いにあります。
今、ちょうど世代交代の時期なのではないかと思います。
戦前の世代から戦後の世代へ。
「家譜」が受け継がれるタイミングなのではないかと思うのです。
世代ごとに、王国時代の記憶は薄れていきます。
それとともに「家譜」への価値観も薄れていくのではないかと思います。
「家譜」の大切さ・・・
一族にとっての価値。
琉球王国にとっての価値。
そういうものを、今の世代の人にも少しでも認識してもらえたらと思います。
毎度のことながら、私は今回の取材で初めて「家譜」のことを勉強し、知りました。
そして、自分にもこういうものがあればいいのにと、つくづく思いました。
とりあえず、少しでもルーツを探るために、戸籍謄本でも遡ってみようかと考えております。
みなさんの家にも、「家譜」ありませんか?
これまでに専門家に見せたことがなく、見せてもいいという方は、
ぜひ、地元の教育委員会もしくは博物館、資料館などへ相談いただければと思います。
場合によっては修理をしてくれたり、複製を作成してくれるかもしれません。
ご意見ご感想は下のフォームからお願いします。


